ホルモン 身長

成長ホルモンと身長の関係

成長ホルモンという言葉をよく耳にしますが、これはヒト成長ホルモンのことです。
この成長ホルモンは人間の成長に欠かせないものですが、とりわけ身長を伸ばす効果があります。
その特質を利用して生まれつき背の低い人の治療薬としても使われています。
成長ホルモンは脳下垂体の前部から分泌されます。
分泌された成長ホルモンが肝臓に作用して、さらに軟骨細胞を増殖する性質があるソマトメジンCを分泌し、骨の成長に働きかけるのです。
この時、成長ホルモンそれ自体も直接骨端線という軟骨に作用します。
ですから成長ホルモンと身長とは極めて密接な関係を持っていると言えます。
また、成長ホルモンと睡眠も大いに関連があります。
成長ホルモンの分泌には十分な睡眠が必要だからです。
寝てから2時間ほどで成長ホルモンが脳下垂体から分泌されると言われていますから、それから、分泌し続けるためには最低でも約7時間の睡眠が成長ホルモンの分泌には
必要だと言われます。
つまり、十分な睡眠を摂り、成長ホルモンをたくさん分泌させることは身長を伸ばす骨を作ることなのです。
しかし、ここで注意しなければならないのは、成長ホルモンが肝臓に作用するために軟骨細胞を増やすソマトメジンCが分泌するということです。
このためには肝臓が正常な状態でなければなりません。
したがって肝臓に異常があると、この連鎖反応が成立しないということです。
端的に言えばいくらたっぷり睡眠を摂っても、肝機能に異常があると身長は伸びないと
いうことになってしまうのです。