魚が嫌いだから食べない!そんな子供におすすめの栄養摂取方法

子どもの好き嫌い対策


皆さんの食卓に魚料理はどの位の頻度で出ていますか?
以前から子どもの偏食については問題視される傾向にあります。
その中でも多い「魚が嫌い」な子どもについて考えていきましょう。

目次

魚が嫌いな原因

学校の給食にも魚料理は出ていますが、子供にとっては嫌いなメニューの上位にランクインする程です。

嫌いな理由は、

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・骨があるから
・食べるが面倒だから
・食べるのに時間がかかるから
・臭いが嫌い

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等が主な理由として挙げられています。

ですが、お寿司が嫌いと言う子供は多いでしょうか?
どちらかと言えば、お寿司は子どもには人気のメニューです。
魚は嫌いだけどお寿司は好き、と言うのは矛盾を感じる方もおおいのではないでしょうか。

そこで例題として家族内で、「今日はお寿司にしよう!」と話が出た時、
最初に提案するのは家族の中で誰なのか調べてみました。

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・ 子供 43.4%
・ 母親 30.2%
・ 父親 24.7%
・ 祖父母 1.3% (水産庁調べより)

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統計からもお分かりの様に、魚嫌いの原因をもっと詳しく考え直して行きましょう。

本当に全ての魚が嫌いなのか

矛盾点が分かったところで、もう少し掘り下げて考えてみましょう。

魚と言っても沢山の種類があります。

魚が嫌いと言っている子供は全ての魚に対して嫌いと答えるのでしょうか?

本当に嫌いと、そんなに嫌いではないけど食べる事に対しての嫌いでは対処法も随分と違ってきます。

まずは、本当に嫌いと言う理由から考えていきましょう。
子供に限らず、大人でも魚が苦手と言う方はいらっしゃいます。

共通点として、どちらも「鯖」や「秋刀魚」「アジ」「いわし」等の俗に言う光物、青魚であると言う事です。
確かに嫌いな方からすると臭いがきついと感じたり、食感がパサパサしているから、青魚は小骨が多い等、
一般的な青魚の特徴を答える方が殆どです。

そして、高い確率で刺身など生で食べると言う事を拒まれます。
対して青魚は、苦手だけどそれ以外の魚なら食べられると回答する子どももいます。

青魚以外の魚で食べられる魚、白身魚です。
青魚に対しクセがなく、骨も少ないので食べやすいから食べられる魚と言う訳です。

この結果から、全ての魚が嫌いと言う子どもの割合はかなり変わってきます。
だとすると、魚が嫌いな子どもに魚を食べさせる方法の選択肢は格段と上がってきますね。

食事環境との関係

元来、日本の食卓と言えば家族が集まり食卓を囲む、と言うスタイルでした。
主に魚料理をメインとする割合が大きかったのですが、最近では逆転してしまい肉類が食卓のメインとして並ぶ様になりました。

そして、ご両親共働きの世帯が増え、子どもだけで食事を摂ると言う世帯の増加に伴い、
時間のないお母さんは肉類の方が調理するのも魚に比べ簡単で子どもが好むからと言う理由で魚料理を食べる頻度も落ちてしまったのも事実です。

食事環境により、食わず嫌いになり魚が嫌いになってしまったと言う事も要因の1つになっているのではないでしょうか。
毎日と言うのは厳しいでしょうが、親御さんと一緒に食べる食事環境で子どもの食に対する気持ちにも変化が期待出来るかもしれません。

魚に含まれる成分の重要性

魚の種類により含まれる栄養素に多少違いはあります。

代表的な栄養素と言えばご存知の方も多いと思いますが、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)ですね。
ではこの栄養素が体に与える効果についてはご存知ですか?
2つの栄養素がどの様なものか、簡単にお話します。

DHA
青魚に多く含まれる成分で、人間の体内では作る事の出来ない栄養素。
脳の発達段階において必要不可欠であり、特に成長期に確り摂取する事で健全な脳を育む。

EPA
青魚に多く含まれる成分でDHA同様体内で作る事は出来ない栄養素。
血液の循環を良くし、中性脂肪を下げる働きもあり生活習慣病予防にも効果がある。

共通している事はどちらも健康を維持する為に欠かせない成分でなのです。

魚に含まれる栄養素の効果がどの様なものか、ご理解して頂けましたか?
肉類の摂取増加や偏食により糖尿病など患ってしまったと言う子どもの話も少なくありません。

子どもの成長過程において魚に含まれる成分が如何に必要なものか、親御さんが確り把握する事で子どもの成長を促進させる事に繋がるのです。

魚の摂取は重要

ここまでお話ししてきた事で魚に含まれる栄養素=子供の発育には必要な栄養素の1つであると言う事が分かった所で、何か摂取させる克服方法がないか、探してみましょう。

  1. アレンジレシピ
    魚嫌いな子どもに始めから青魚は厳しいです。まずはツナ缶や鮭フレ―ク等の簡易加工 食品から始めてみては如何でしょう。
    マヨネーズをつけて食べたり、ツナ缶を使って親子丼にしたりとアレンジされる方が多いです。
    揚げ物や照り焼き、ホイル焼きにすると予想外に「美味しい!」と言って食べてくれますよ。
  2. サプリメント
    アレンジレシピが通用しなくても、今はサプリメントと言う選択肢もあります。
    サプリで補うと言う方法も選択肢の1つとして考えるのも良いのではないでしょうか。

栄養を補うサプリについてはこちら
>>子どもの背を伸ばすためにサプリメントは本当に必要なの?

まとめ

魚嫌いを克服する方法で絶対にしてはいけない事は、無理に食べさせる事です。本当に子どもの事を考えるなら、ご自身の子どもに合った対処法を決めてから少しずつ取組んでいく事が克服方法の1番のオススメではないでしょうか。

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