子供が少食…子供の身長と食欲の関係

身長に関する情報まとめ

子供が少食で身長が低く、成長が気になってしまう…というママも多いのではないでしょうか。
あまりにも食事量が少なすぎると病気なのかと心配になりますよね。
また子供の身長と食欲にはどのような関係があるのか、見ていきましょう。

目次

子供の身長を伸ばすために食事が大切な理由は?

身長を決めるのは遺伝だけでなく、大切なのは食事です。
体はすべて自分が食べたもので作られています。

「あまり子供の背が伸びない」「低身長で悩んでいる」というママは、食生活を見直しましょう。

たんぱく質は骨や肉や爪などの体を作り、ビタミンミネラルは体の調子を整えたり、成分の吸収を高めたりします。

中でもカルシウムは骨を作るので背を高くするためにかかせません。

炭水化物は人間が行う活動のすべてのエネルギーになるので、必要な栄養です。

心臓を動かすのも、胃腸が働くのも、ホルモンを作り出すのも、すべて炭水化物から摂ったエネルギーをエサにして行われています。
特に子供は体を大きく成長させるためのエネルギーも必要になるので、大人よりもたくさんの栄養が必要になります。

さらに子供は通学や体育、遊びなどによって運動量が多くなるため、さらに大量のエネルギーが必要になります。

これだけの活動をする成長期の子供がもし少食の場合、確実にエネルギー不足に陥ってしまうでしょう。
もし不足した場合は、体の成分を削ってエネルギーにするので、背が伸びにくくなってしまいます。

低身長のもっとも大きな原因は、遺伝よりも少食だと、四谷メディカルクリニックの風本真吾院長や京都大学名誉教授の川畑愛美先生もおっしゃるほどです。
間食をするほど過剰ではなく、まずは1日3食の食事をしっかり摂らせるようにしましょう。
また、4歳までの食事量が最終の身長に影響すると言われているので、量もしっかり摂ってください。

子供の食欲がわかない原因

子供の食欲がわかない理由は、おなかが空かないことです。

おなかが空けば自然と食べ物を欲しますが、空かないためあまり食べません。
もちろん個人差がありもともと小食の子もいますが、極端に食事量が少ない場合は他に原因があります。

不規則な食生活
間食ばかりしていると肝心な食事の時間におなかが空きません。

特に、油や砂糖を使ったスナック菓子やチョコレートは胃腸の環境を悪くしてしまい、食欲をダウンさせてしまいます。

食事から1日3食を摂るように心がけましょう。
リズミカルに食事をすることで決まった時間に空腹を感じられるようになり、食欲アップにつながります。

ストレス
胃腸の消化吸収は副交感神経が高まることによってスムーズに行われます。

しかし、ストレスによって交感神経が高まってしまうと胃腸の緊張状態続いておなかが減らなくなってしまいます。

睡眠不足
十分な睡眠も身長を伸ばすために欠かせません。

寝ている間に分泌される成長ホルモンは骨や体を作り出すためにかかせないので、背を高くするのに役立ちます。

睡眠不足になってしまうと自律神経を乱れさせてしまい、食欲不振を招いてしまいます。

さらに自律神経の乱れによって成長ホルモンなど、骨の成長にかかせない物質が作られなくなってしまい、低身長症を招いてしまいます。

いろいろな要素が食欲不振や身長が伸びない原因となっているので、規則正しい生活習慣はとても大切ですよ。

食欲によって身長が伸びる

背を伸ばすためには、カルシウムや成長ホルモンの材料となる食事が役立ちます。

実は、食欲は成長ホルモンの分泌を高めるのに役立つことをご存じでしょうか。
少食が低身長につながることを証明しています。

空腹を感じるとグレリンというホルモンが胃から分泌されます。

グレリンが分泌されると消化活動の活性化や食欲アップにつながります。
また、脳の下垂体へ働きかけて成長ホルモンの分泌も促進されます。

成長期の子供は大人よりも多くのエネルギーを消費するため食欲旺盛で、食事をすることでより体を大きくするように働きます。

食欲によっても成長ホルモンが分泌されるため、身長を高くするのに役立ちます。

食欲は身長を伸ばすのにとても役立つのです。

まとめ

身長と食欲は比例しているので、小食で低身長であっても不思議ではありません。

現代は、これだけ恵まれているのに平均的な大きさにならないのには、生活習慣に大きな原因があるからです。

まずはしっかり見直してお子さんの成長を助けてあげましょう。

また食事で不足しがちなカルシウムや成長ホルモンを高めるアルギニンのサプリメントも併用すると期待できますよ。

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