体が弱い子供対策!これだけは押さえておきたい栄養

身長に関する情報まとめ


ご自分の子どもが周囲の子どもに比べて体が弱いんじゃないかと思われた事がある、若しくは思っていると言うお母さん、子どものどんな状態、症状で判断されていますか?
病気をしやすい、発育が遅い等 様々ではないでしょうか。

よく「虚弱体質」と言う言葉が使われますが、今回は「虚弱体質」の本当の意味や子どもの成長との関係等と照らし合わせながら考えていきましょう。

目次

「虚弱体質」とは?

「うちの子、虚弱体質で」等の話、よく耳にしますね。
この「虚弱体質」とは一体どの様な状態の子どもに当てはまるのでしょうか。
そう思われているのは、この様な事ではないですか?

[st-mybox title=”注意ポイント” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

・風邪を引きやすい(病気になりやすい)
・栄養不足
・発育不良(身長が伸びない等)
・ 直ぐにイライラする
・体力がなく、直ぐに疲れる

[/st-mybox]

こう言ったタイプの子どもを指して「虚弱児」と言います。
上記に挙げた状態が1つでも当てはまれば、虚弱児と考えて良いでしょう。

虚弱体質の原因と対処

体が弱い原因が全て同じと言う事はありません。
子どもの状態により、タイプ別に原因があるからです。
体力がなく、疲れやすいからと言って病人扱いをしたりしていませんか?
ご心配されるお気持ちは、よく分かります。

ですが、過保護に接してしまう事がマイナスになってしまっている事があります。
そもそも「虚弱体質」とは、体力の低下が慢性的に継続している人の事です。
本人の心掛け、気持ち次第で克服は可能なのです。

だからと言って叱る等してしまっては、これもまた逆効果になってしまう可能性もあり、難しい所です。
他にも遺伝と言う説もあります。
遺伝の関係性も全く無いとは言い切れませんが、どちらかと言えば後天的な面、つまり生活習慣の方が原因としては上回ります。

偏食気味な子どもには、食事を工夫してあげる、体力的に弱い子どもには、子どもが好む運動で体力をつけさせる事で自信を持たせてあげる等も良いのではないでしょうか。

体質改善で変化はある?

一概に体質を根本から変えようと思ってもそう簡単に変わる事はありません。

何故ならば、人間の全ての細胞全体が入れ替わるには約7年かかると言われているからなのです。
そして、症状のタイプにより改善方法も異なります。

例えば、風邪を引きやすい子どもの場合ですが、食が細かったり、好き嫌いが多いと言った事はありませんか?
この様な子どもの大半は、先の状態が当てはまる確率が高いです。

食が細い、好き嫌いが多いと言う事は風邪等の病気に対して有効な成分である栄養素の摂取が少ない為に引き起こされているからです。
そもそも体力や免疫力があれば、風邪は引きにくいか症状が軽い程度で済むはずです。

この事から、好き嫌いや偏食等の子どもには日頃からバランスを考慮した食事摂取と睡眠が確り取れる環境を整えてあげるだけで、少しずつ体質改善への1歩に繋がります。

体質を改善するには、子どもとお母さんの根気が必要と言う訳です。

健康で元気な体を作るために

特に成長期の子どもをお持ちで悩んでいらっしゃるお母さんは、体質だけでなく成長過程に影響が出るのではないかと不安に思われている事でしょう。
子どもの成長は親御にとっては1番の楽しみと共に嬉しい時ですよね。

でも虚弱だからと親御さんが不安では、当の子どもも同様に不安を抱え、且つ精神的にも弱い子どもであれば、お父さんやお母さんの期待に添えない自分を責めてしまう事もあります。

そうなっては体質改善どころではなくなってしまいます。
肉体的にも精神的にも健康で元気な体を作る為に、必要な事とはどんな事なのでしょうか。

体力が追い付かず疲れやすい、成長期なのに体の成長・変化を感じない、病気しやすい等に対する対策としては、やはり生活習慣や食生活、子どもを取り囲む環境が考えられます。

今までの子どもの生活を1度思い返してみて下さい。
「もしかして…」と頭の中で引っ掛かる事があったなら、子供のうちに改善していきましょう。

有効な栄養素と生活習慣

食事、睡眠、運動は日々の生活で欠かせない存在です。

「体が弱いのに運動なんて」と思われたお母さん、運動も健康な体の発育には欠かせないものです。
体を動かす事により筋肉や骨を鍛えるだけではなく、血流が増す事で体の成長に必要な栄養素を体の隅々まで届ける効果もあるんです。

ここで注意したいのは、初めからハードな運動を強要すると言う事です。
これでは運動する事を嫌がり、継続出来ません。

「適度」で良いんです。
遊びの延長感覚で楽しみながら運動を継続していく事こそが目的なのです。
運動は精神的ストレスの解消にも繋がるんですよ。

次に生活リズムです。
最近は携帯やゲームの普及率が上がり、夜中までしている子どもも少なくはありません。
毎日全く同じ時間と言うのは無理がありますが、大体その時間を前後する程度なら可能なはずです。

起床時間や食事の時間、睡眠時間のリズムを作り、不規則な生活リズムにならない様にしましょう。
睡眠も運動同様、大切な事なのです。

そして食事ですが、好き嫌いが多い子どもや食が細い子どもに、どの様な食事を作ってあげてますか?

好き嫌いが多く食べないから子どもの好きなものばかり、レトルト食品に頼る事が多い。
これでは、必要な栄養素を体へ吸収する事が出来なくなってしまいます。

では、必要とされる栄養素には何なのでしょうか。

[st-mybox title=”ポイント” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

①タンパク質: 筋肉を作る為に必要である。
②カルシウム: 精神を安定させる効果であり成長には欠かせない栄養素。
③ビタミン:体のバランスを整える働きがあるが、体内生成出来ないのが特徴。
④マグネシウム:不足すると感情が不安定になりやすいので摂取は必要不可欠。
⑤亜鉛: タンパク質の合成や分解、骨の発育や新陳代謝等の働きがある。
⑥鉄分: 赤血球を作るのに必要な栄養素。発育や正常な精神活動にも大きく関わる。

[/st-mybox]

どうでしょう。
見覚えがある栄養素ばかりではないですか?

簡潔に役割をお話しましたが、虚弱体質な子どもの症状改善をする為の栄養素がある事にお気付き頂けたでしょうか。
ここに挙げた栄養素は、ほんの一部に過ぎません。

日頃の食生活を見直し、偏る事なくバランスの良い食事を摂るだけでも成果は必ず出ます。

子どもの身長と食べ物についての詳細はこちら
>>子供の身長を伸ばすのに大きく関わる食べ物とは?

サプリは改善に必要な補助食品

生活習慣や食生活の改善を始めて直ぐは、今までとはガラリと習慣が変わってしまい、ペースダウンせざるを得ない時もあります。
そんな時ほど、以前の習慣に戻ってしまった…では台無しになってしまいます。

今は一旦ストップした方が良い等、お母さんが判断された時は代わりに補助食品でその期間を繋ぐと言う方法もあります。

子どもの身長を伸ばすためのサプリについてはこちら

>>子どもの背を伸ばすためにサプリメントは本当に必要なの?

まとめ

親御さんにとって、子どもの健康は何よりも大事なものです。
しかし、体が弱いからと言って改善に目を背けてはいけません。
まだまだ成長期です。
食生活、生活習慣の改善によって子どもの体質は大きく変化出来るんです。

諦めず、子どもと一緒に見直す機会を作ってみては如何でしょう。

タイトルとURLをコピーしました