身長を伸ばしたいと思っている子どもたち、お母さん方のお話はよく聞きますが、身長を伸ばす為に何かしてらっしゃいますか?
やっていらっしゃる方法は、ご家族によって様々でしょう。
運動をする事が成長ホルモンを促進させる為のものと言う事は把握しておられても、
何故その運動が適したものなのか。
疑問に思われた事ありませんか?
目次
身長が伸びる理由を知る
身長を伸ばす仕組みは、「運動」「食事」「睡眠」の3つです。
それに成長ホルモンが関わってくるのですが、そもそも人間の体が何故伸びるのかと言う事を知る事も必要なのではないでしょうか。
人間の足の各関節の軟骨で「骨端線」と言う部分があります。
(大腿骨とその上にある骨盤が接する少し手前の方) 骨端線は骨が伸びる場所で、身長が大きく伸びる10歳~17歳位の間にしか現れません。
成長期が終わると骨端線の間にあった軟骨組織は硬い骨の組織へと変化してしまいます。
骨は古くなると言う事は皆さんご存知ですか?
しかし、体内では骨を活性化させる作業が行われ、新しく骨が作られる事で身長が伸びると言う訳です。
身長が伸びる運動とは
身長が伸びる為の運動については、本当に沢山で様々なものがありますね。
その様々な運動に共通する点は、骨を縦に伸ばすと言う事です。
別の言い方に変えれば、ジャンプする運動でしょうか。
バスケットボールやバレーボール、縄跳び等がよく挙げられます。
その理由として、体を縦方向に動かす事で骨を刺激、圧迫し骨の成長が促され成長ホルモンの分泌も増し身長が伸びる事に繋がると言う理由です。
試された方、これから試そうと思ってある方は沢山いらっしゃる事でしょう。
他にも、ストレッチ等も挙げられますね。
さて、ここまで挙げた運動を実際に実践された、または実践している方にお聞きします。
やってみられて少しでも成果は見られましたか?
医師から見る身長を伸ばす運動とは
身長を伸ばす為の運動については、大体同様の内容でした。
ジャンプ運動であるバスケットボールやバレーボール等です。
これらの運動をする事で身長が伸びる、と言うのが理由となります。
そこで医療に携わる専門の方々は、身長を伸ばす運動方法をどの様に捉えていらっしゃるのでしょうか。
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バレーボールやバスケットボール等の運動が他の運動と比べ特に身長を伸ばす効果が高 い訳ではない。
ジャンプ等の運動をする事により身長が伸びると言われているのは、
骨に圧がかかる際、骨芽細胞がその刺激を感知し活動が活発になり結果、骨が硬く丈夫になる事を「身長が伸びる」と誤認され広がった。
実際に身長を伸ばすのは、ジャンプに限らず体を「捻る」「反らす」「曲げる」と言う全身運動であり、全身運動の刺激により軟骨に栄養を行き渡らせる関節液の循環を良くし骨の成長を促す効果となる。
(ぬかたクリニック 額田医師 http://www.kobekids.net/tokumei.html参照)
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専門の方々の見解は、ほぼ同じでした。
ですが、運動は必要であり重要なものである事は皆さん言われている事です。
運動は不必要なの?
専門医からのお話に、運動は意味がないの?と思われたのではないですか?
それは違います!あくまでも、直接的に身長が伸びる事に繋がらないだけであり、子どもの成長過程において運動には様々なメリットがあります。
成長ホルモンは運動後、15分~3時間後に多く分泌されます。
身長を伸ばす役割である成長ホルモンを沢山分泌させる事で身長を伸ばす=運動は必要であると言う事になります。
身長を伸ばすお手伝いに
ここまで運動に関してお話してきましたが、他にも効果が期待出来るものと言えば「サプリメント」ですよね。
子どもの成長のお手伝いに使われてみても良いのではないでしょうか。
成長期の子どものお手伝いとして、如何ですか?補助食品として利用されるのも良いですね。
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まとめ
身長を伸ばす方法として運動について取り上げましたが、決して運動が身長を伸ばす方法ではないと言う訳ではありません。
成長ホルモンの促進に運動は必要なものです。
サプリメントは子どもの成長を応援するものが沢山あります。
運動は無理なく適度にするのが、身長を伸ばす1番適切な運動ではないでしょうか。