皆さんもご家庭では食卓に並んだ食事を子どもはきちんと食べていますか?
あれが嫌い、これが嫌いと、偏った食生活になってはいませんか?
しかし、子どもが嫌いと言う理由は実際に口にして嫌いになったのでしょうか。
それとも本当に嫌いで食べられないのでしょうか。
目次
「食わず嫌い」の意味を理解する
「食わず嫌い」と言う言葉は皆さんよくご存知ですね。
「食べた事がなく味も知らないのに、その食べ物を嫌い食べない事」を指します。
見た目等の先入観から食べないと言うのも同義です。
子どもに限った事ではなく、大人になってもそのまま食べれない方もいらっしゃいますね。
「食わず嫌い」の意味は理解出来ましたが、子どもがそうなってしまう事を、その言葉だけで片付けてしまって良いのでしょうか。
本当の理由は他にも存在するんです。
アドバイスは参考程度に
子どもが離乳食時期に入った頃、栄養を考えながら一生懸命に色々なレシピ等を見ながら作られておられたと思います。
恐らく子どもは特に嫌がる事もなく食べていたでしょう。
離乳食の頃は食べられたものが、何故今は食べられないの?と思った事はないですか?
ここにも原因となる事があるのです。
子どもの偏食に対し、相談された経験があるのなら、こんな言葉を聞いた事があるはずです。
「食事の時間は楽しくしてあげないと!」、「無理強いは良くない」、「甘やかしては駄目」と耳にされたと言う方は多いはずです。
アドバイスの様にも取れますが、様々な言葉にお母さん自身が振り回されてしまっては対処策どころか悩みが増えてしまいます。
アドバイスは確かに解決の糸口となる事もありますが、時には沢山の言葉を耳にし過ぎて悩みが増えてしまう場合もあるのです。
まずは、お母さん自身が子どもの偏食に自分はどう向き合うべきか、方向性を確り決めましょう。
食わず嫌いと好き嫌いの違い
食わず嫌いとは食べた事のないものに対しての先入観から食べないの意でしたが、実際は食わず嫌いと思っているだけだったと言う事が多くあるのです。
1度食べて苦いと感じたり、臭いが嫌いで食べなくなった、1度しか口にしていない為に食べた事がないとお母さんが思ってしまっているケースが多いのです。
子供は味覚等がまだ発達していない為、甘い物や食感が柔らかいものを好む傾向にあります。
日頃、食事を作るのは大人であるお母さんですよね。
無意識に大人が好む様な味付けになってしまい、結果子どもは美味しいと感じないと言う訳です。
これを、食わず嫌いとは言いません。
しかし、そうでないならば子どもが嫌うものを食べさせる対処法は絞られてくるはずです。
食わず嫌いの子どもへの対処法
お母さんにとって子どもには好き嫌いなく確り食べて欲しいと言うのが1番の願いですよね。
でも無理強いさせたくはないと思われているお母さん方が多いはずです。
同じ様に子どもの食わず嫌いに悩んでらっしゃるお母さん方の考えや思いをアンケートにしたものがありましたので、ご紹介させて頂きます。
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子どもの食わず嫌いが多くて困る
自然に任せて食べられる様になるのを待てば良いと思う 48%
早く食わず嫌いをしない様にしたい 19%
自分は気にしないが、自分以外の家族が気にし過ぎていると思う 16%
母親が原因だと思われている様で心苦しい 5%
その他 1%
(ベネッセ教育情報サイトより http://benesse.jp/kosodate/201508/20150810-1.html)
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アンケートでも分かる様に、食わず嫌いに対して楽観的に考えていらっしゃるお母さん方が多かったです。
アンケートの中の「母親が原因だと~」と言う結果を見て、同じだと思われた方がいらっしゃるならそれは違います。
子どもの事を思う気持ちは、お母さんなら当然の事です。
ご自分を責める前に、ご主人に話てみてはどうでしょう。
同じ親なのですから、協力して貰う事で良い策が見付かるかもしれませんよ。
子どもの食わず嫌いへのアプローチ
全く食べる事なく味も知らないままと言うのは勿体ないですよね。
そうならない為にも、対処法はやはり必要です。
好奇心旺盛な時期を利用してみるのも良いでしょう。
「食べてみたいなぁ」という好奇心を唆る様に調理法を工夫するのも良いですし、
きっかけがあれば「1口だけ食べてみる?」と誘ってみるのも良い方法です。
ほんの1口で味の感じ方に変化が出れば1つ克服です。
その時は思い切り褒めてあげる事が大事です。
食事時間に親御さんが食べている所を見せてみるのも良いですね。
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まとめ
食わず嫌いと好き嫌いの違いを見極める事から始めましょう。
対策は上記の通り色々な可能性があります。
あまり難しく考えずに、長い目で見守る。
少量でも食べる事で「美味しい!」と言ってくれれば占めたもの位の余裕を持ちましょう。
子どもの食わず嫌いを少しずつ改善していく様な調理の工夫を試してみる事もお忘れなく。