身長が伸びないのって病気?低身長症とは?病院に行くべき?

身長に関する情報まとめ

低身長症とは何なのでしょうか。

「背が低いのは遺伝では?もしかしたら病気が関係しているの?」と思う方もいるでしょう。

実は何らかの原因によって、正常に伸びるはずの身長が伸びていないこともあります。
その場合は、まず適切な治療が必要になってきます。

目次

低身長症とは?

その名の通り、低身長症とは背が低い症状を言います。

ただ背が低いだけでなく、以下の2つのポイントによって診断されます。
ふたつの症状がある場合はもちろん、どちらかひとつだけでも低身長症を疑われる可能性があります

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・同性同年齢の平均身長よりも極端に低く、-2.0SDを下回る
・同性同年齢の1年間の身長の伸び率よりも極端に少なく、-1.5SD が2年以上続く

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ふたつの症状がある場合はもちろん、どちらかひとつだけでも低身長症を疑われる可能性があります。

まず同性同年齢の子たちと比較して、極端に背が低い場合に低身長症が疑われます。

性別と年齢によって適切な身長の基準を設けており、医学的には「+2.0SD」から「-2.0SD」で表示されます。

+2.0SDや-2.0SDとは学校の健康手帳や母子手帳などにある成長曲線の平均範囲内であることを示す記号で、範囲内であれば平均的な身長だと判断されます。
もし-2.0SDを下回れば、低身長症が疑われます。

また1年間の身長の伸び率が悪い場合にも低身長症が疑われます。
伸び率は1年以上平均値よりも低く、-1.5SD が2年以上続く場合、診断されます。

まず低身長に気づくためには成長曲線のグラフをつけていきましょう。

万が一発症している場合、早期発見によってすみやかに治療を開始し、改善につながる可能性があります。
また心配な場合は小児科などで相談することをおすすめします。

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遺伝や環境が低身長症の原因に

まず遺伝や環境によって低身長症を招いてしまうおそれがあります。

さまざまな説がありますが京都大学名誉教授の川畑愛義先生によると、
身長は、遺伝・栄養・運動・環境の要素で決まるとしています。

もともと両親の背が低ければ低身長症になる可能性があると言えるでしょう。

食事・運動・睡眠などの基本的生活習慣も身長に影響を与えます。

背を伸ばすためには食事からの栄養が必要になるので、特に骨を作るカルシウムや吸収を助けるビタミンDを含む食事を積極的に摂りましょう。

他の栄養も同時に摂ると吸収や働きが高まるので何でもバランスよく取りいれてくださいね。

継続して摂るのが難しい方はサプリメントを取り入れると手軽に続けられておすすめです。

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食事から摂った栄養をしっかり活用するためには睡眠も大切です。

睡眠中は成長ホルモンの分泌が高まり、骨や体全体の成長を助けます。

身長を伸ばす時間でもあるのでしっかり眠るのが大切ですよ。
しっかり眠っているのに成長ホルモンがまれに足りておらず背が低い場合もあります。

その場合は体内で作れないアルギニンがオススメです。成長ホルモンの栄養となって、身長を伸ばすのに役立ちますよ。

低身長の原因が病気の場合も!

別の病気が原因で低身長症を招いてしまうパターンもありますので、いくつかご紹介しましょう。
もし上のような症状が疑われる場合は早めに受診すると安心ですよ。

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・脳腫瘍など脳の病気によって下垂体障害になり成長ホルモンが足りなくなり、低身長症に

・生まれつき甲状腺機能が低いクレチン症、甲状腺炎などによって甲状腺が破壊され、骨を成長させる甲状腺ホルモンが不足し、低身長症に

・平均よりも小さく生まれても3歳程度で平均身長になるが、SGA性低身長症は身長の伸び率が低いまま成長してしまう

・性染色体の欠陥が原因のターナー症候群、15番染色体異常で起こるプラダー・ウィリー症状群などの染色体異常によって低身長症に

・骨や軟骨の異常によって背が伸びない軟骨異栄養症に

・心臓・肝臓・消化器系など、あらゆる臓器の疾患によって栄養不足になり、低身長症に

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まとめ

あまりにも背が低い場合は低身長症を疑い、まずは子供の成長曲線が平均かをチェックしましょう。

病院・クリニックやインターネットでも手に入ります。

もし平均値以下でしたら医師を受診しましょう。
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