自分の子どもを周りの子どもと比べてみて「うちの子はちゃんと成長しているのだろうか」と不安になるお母さんは多いでしょう。
今回は正しい身長の測り方をお伝えします。
まずは正確な身長を知ることから始めましょう。
目次
見た目で小さいと決めつけない
子どもが周りと比べて小さいというように思ったことはありませんか?
うちの子はもしかしたら低身長なのでは?と心配になってきますよね。
一緒に遊んでいる子たちと比べると身長が低いからとそのように思うお母さんは多いようです。
だからといって低身長と決めつけて落ち込んだりすることはありません。
まずは子どもの身長を把握することからはじめましょう。
大切なのは、問題があるほどの身長の低さかどうかということです。
しっかり見極めてから心配しても遅くはありませんよ。
自宅で正しく身長を測るポイント
簡単に身長を測ると言っても意外と難しいのが現状です。
しかも家庭には身長計はありませんから、ポイントを押さえてしっかりはかることが大事です。
ではそのポイントをご説明しましょう。
1.毎日、同じ時間に測る
人は朝と夜とで身長が違います。
毎日継続的に図る場合には同じ時間に測るようにしなければ誤差が1cmほど変わってきますよ。
2.頭髪・頭の姿勢・背中・ひざ・かかとの5点をチェックする
・柱か壁に背中をつけて、背中とひざを伸ばします。
・両足のかかとをしっかりつけて揃えましょう。
・角が90度のしっかりした箱などを頭の上に乗せるようにして保ち、しるしをつけます。
・しるしから床までの長さをメジャーで測ります。[/st-mybox]
これならある程度の正確さはありますので、毎日続けるようにするといいでしょう。
これで子どもの正確な身長を把握することができますね。
成長曲線を付けてみよう
正しく身長を測っても、本当に大丈夫なのかと心配になってしまうお母さんもいらっしゃるでしょう。
不安はどんどんつのっていきますよね。
そんな時は成長曲線を付けることをオススメします。
成長曲線とは、日本人の子どもの平均身長や体重を調べてそれの平均値を曲線でつないだグラフです。
子どもの身長は見た目では判断できない部分ですよね。
確かに周りから見て小さいとか大きいとかの区別はついても、同じ年齢の平均の値との差はすぐには尽きませんよね。
正しく身長を測って、成長曲線に書き込んでいけば平均値とどれほどの身長差があるか人目でわかりますよ。
いざ、成長曲線を記録し始めると、心配することはなかったという結果もあります。たまたま周りの子が大きかったということなのでしょう。
成長曲線については、インターネットなどで検索すると様々なサイトで無料でダウンロードできますので、簡単につくることが出来ます。一度試してみてください。
こちらに、小学生の平均身長や成長曲線についての詳細が書かれていますので参照してみてください。
>>小学生の平均身長は?成長曲線って何?
子どもの身長を伸ばすためのサプリについてはこちら
>>子どもの背を伸ばすためにサプリメントは本当に必要なの?
検査するべき?
低身長かどうかの判断はとても難しいものです。
検診がある時期はそのときに判断してもらえるのですが、小学生以上であればそれもできませんよね。
しかし基準より4cm低いことが2年間以上続けばそのような可能性が高いので、目安にしてみてください。
心配なかたはまずは専門家に相談することをオススメします。
成長ホルモンや甲状腺ホルモン・脳腫瘍などの病気が原因の場合もありますので、
大丈夫だろうと楽観視することは危険です。慎重に判断しましょうね。
まとめ
家で正しく身長を測るというのは少し手間がかかりますが、子どもの成長が心配なら、この方法をぜひオススメします。
正しい数値を確認して、安心できるように取り組んでみてください。
成長のスピードには、個人差がつきものです。
子供の成長記録を付けて、日々の成長を喜んであげましょう。