身長を伸ばすには睡眠、食事、運動の3つが重要と言われます。
しかし精神面はどうでしょう。
子どもの抱えるストレスが身長の伸びを阻害する原因になるってご存知でしたか?
目次
ストレスの原因
大人から見て単純な理由でも子どもにとっては過度のストレスを感じている場合が多いのです。
具体的にどの様なものか、ご自身の子どもの事を考えながら一緒に見ていきましょう。
子どもが感じるストレスは家庭や学校を中心にあり強制される事や人間関係が原因となる様です。
例えば少食や偏食があり食べない事に叱られる・好きではない習い事などに通っている・自分の時間に制限を付けられる・学校生活に不安がある・先生や友達との関係など様々です。
親御からすれば、子どもの為にと思いしている事が時にストレスとなってしまうのです。
ストレスによる成長、身長への影響
植物が強いストレスにさらされると大きく成長できないように、実は人間の成長ホルモンもストレスによって分泌量が少なくなってしまいます。
他にも、睡眠不足や食欲不振、精神不安定などの症状も出てきます。
成長ホルモンは主に脳下垂体から分泌されるホルモンの1つで組織の成長を促し、代謝を良くする働きを担っています。
成長期の子供さんの骨を成長させる場所である骨端線は、脳の指示によって成長します。
ですが脳がストレスを感じるとその指示をあまり出さなくなるので、成長ホルモンも出にくくなります。
いくらカルシウムなどの栄養を摂取しようとも、成長ホルモンがなければ骨は大きくなりません。
またストレスだけでなく、睡眠障害や食欲不振も成長ホルモンの分泌量が減る原因になります。
[st-cmemo fontawesome=”fa-lightbulb-o” iconcolor=”#FFA726″ bgcolor=”#FFF3E0″ color=”#000000″ iconsize=””]愛情遮断性低身長[/st-cmemo]
これは名前の通り、愛情が遮断されたことにより身長が低いまま大人になってしまう症状を指します。
愛情が与えられないストレスにより成長ホルモンが分泌されず身長が伸びなくなってしまった子どもで、現在このような子は増加傾向にあります。
また家族のみならず学校などでの人間関係のストレスも当てはまると言われています。
今まで順調に伸びていた身長がピタッと止まってしまったと気付いた時は、子どもの精神面に何かあるのかもしれません。
自分の子どもの様子に変化はないか、気を付けて見る事もお母さんにしか出来ない役目ですね。
ストレスの原因を取り除く為の改善策とは?
ストレスを完全になくす事は難しいですが減らす事は出来ます。
まずはストレスの原因が何か考えてみましょう。
子どもの表情や態度など変化が目に付きだしたらストレスを感じているのかもしれません。
ですが成長期の子の年齢になると中々話してくれないですよね。
様子を見ながら子どもから相談してくれるのを待つのがベストでしょう。
ストレスは身長の伸びを阻害するだけでなく、精神的にも大きな負荷を与え自律神経失調症や鬱病など引き起こす可能性もあります。
もしかしてと思われた時は早目に専門家へ相談する事が大事です。
アルギニンをご存知でしょうか。
アルギニンはストレスから体を守る強い味方です。
その働きの1つに不安や鬱状態を軽減する働きがあるからです。
ですからストレスによって成長ホルモンの分泌を阻害されない為にも、成長期にはぜひほしい成分のひとつです。
大人の体内では作り出す事が出来ますが、成長期の子どもの体内では作り出すのは難しい成分です。
食事から摂取する場合は鶏肉や納豆、豚肉などに多く含まれていますが食事からだけでは足りません。
アルギニンを多く含むサプリを利用してみるのも良い方法です。
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>>子どもの背を伸ばすためにサプリメントは本当に必要なの?
まとめ
成長期のストレスは大人の予想しない様な事がきっかけになる場合もあります。見極めは難しい所ですが、子供さんの変化は近くに居るお母さん方が1番お分かりになりますね。
きちんと子供さんと向き合い、子供さんがシグナルを発したらすぐに相談に乗って助けてあげられるようにしましょうね。