ビタミンB6の摂取方法とその役割

身長が伸びるのに必要な栄養と役割


ビタミンB群は子どもの成長に必要不可欠な栄養素です。
どんどん成長していく子どもの為にもお母さん方に是非知っておいて頂きたいビタミンB6についてのお話です。

目次

ビタミンB6の役割とは

ビタミンB6は水溶性ビタミンです。
水溶性ビタミンは、糖質などを分解したり皮膚や粘膜を作ります。
また、神経伝達物質の合成にも関係しているので摂取することで心の安定にも繋がります。

ビタミンB6は体内ではそのほとんど筋肉の中に蓄えられ、筋肉にあるグリコーゲンからエネルギーを生み出す作用もあります。
さらに皮膚や髪・歯などの形成もサポートする為、成長期の子どもには特に重要な栄養素です。

成長期の子どもは食事量が増えると共にタンパク質の摂取量も増えます。
食事から摂取したタンパク質を効率良く使う為にもビタミンB6は積極的に摂取したい栄養素です。

■ビタミンB6の摂取量

ビタミンB6の性別、年齢別における1日の推奨量と上限量を見てみましょう。

男児 推奨量 上限量 
6~7歳:0.8mg 20mg 
8~9歳:0.9mg 25mg
10~11歳:1.2mg 30mg 
12~14歳:1.4mg 40mg 

女児 推奨量 上限量
6~7歳 :0.7mg 20mg
8~9歳 :0.9mg 25mg
10~11歳 :1.2mg 30mg
12~14歳: 1.3mg 40mg

1日の摂取量上限は60mgとなっています。

ビタミンB6の摂り過ぎ

ビタミンB6が属するビタミンB群は、全部で8種類あります。

全て水に溶けやすい水溶性ビタミンです。
そして仮に過剰摂取したとしても尿と共に簡単に外へ出ていきます。
そのため、基本的には過剰摂取は心配ありません。

しかし、サプリなどではやはり過剰摂取による過剰症が報告されているので、どのサプリでも1日に飲む量は決められています。
普通1日に100mgを超える量を摂取すると摂り過ぎの状態になり副作用が出る場合があります。
何か理由があってたくさん摂取する場合は飲む前に必ず医師に相談しましょう。

殆どの食品にはビタミンB6が含まれている為、食品による欠乏症は稀です。
ビタミンB6単独で不足する事は少なく他のビタミンが不足した時に同時に起こるケースがあります。
症状として湿疹などの皮膚炎や口内炎、貧血や脳波の異常が挙げられます。

ビタミンB6の摂取と効率的な摂取方法

ビタミンB6を多く含む食品にはニンニクやマグロ、カツオや鶏肉、きな粉などがあります。
ビタミンB6を効率的に摂取するにはビタミンB2やビタミンB12などのビタミンB群、葉酸と言ったビタミンと一緒に摂取する事が必要です。

ビタミンはビタミン同士でそれぞれの作用をサポートする特徴がありますので、色んな種類のビタミンを一緒に摂取すれば、それだけビタミンの効果も高まります。

特にビタミンB6は骨端線の増殖の材料になるタンパク質の合成に直接関わる成分であり子どもの成長、身長を伸ばす為に大変必要な栄養素ですので上手に摂取しましょう。

子どもにおやつ感覚で食べて貰えるレシピを1つご紹介します。

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《簡単おやつの焼きバナナ》
材料 :バナナ 60g オリーブ油 2g メープルシロップ 8g くるみ 1g

① バナナを2cmくらいの輪切りにする。

② フライパンにオリーブ油を入れ、それからバナナを入れて加熱する。

③ バナナにこんがり焼き色がついたら火を止めメープルシロップを回し入れる。

④ ③をお皿に並べ、粗く砕いたくるみを上に乗せて完成。

(http://cookpad.com/recipe/4033924参照)

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子どものおやつに良いですね。
ですがビタミンB6が豊富に含まれているバナナは同時にカロリーも高いので、食べ過ぎに注意がひつようです。

食品だけで子どもの成長や身長に必要な栄養素を全て摂取するのが難しいならば効率良く栄養素を摂取出来るサプリの利用も良いですね。

子どもの身長を伸ばすためのサプリについてはこちら

>>子どもの背を伸ばすためにサプリメントは本当に必要なの?

まとめ

ビタミンB6が成長期の子どもに如何に必要かお分かり頂けたでしょうか。
子どもの偏食や身長の伸びなどで悩まれているお母さん方のお役に立てれば幸いです。
神経質になり過ぎずゆっくり子どもの成長を見てあげて下さい。

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