ビタミンCの摂取方法とその役割

身長が伸びるのに必要な栄養と役割


人間の体は様々な栄f養素によって作られ、助けられていますね。
その数の多さに中々補えない栄養素もあります。
今回は、多種あるビタミンの中の1つのビタミンCについてお話しましょう。

目次

ビタミンCの特徴や性質は?

ビタミンCは聞き慣れた栄養素の1つですね。
サプリも多く、まず知らない方はいらっしゃらないでしょう。

イメージとしては「酸っぱいもの」です。
例えばレモンやオレンジを摂取すればと思われがちですが摂取出来る食品の中には、それに当てはまらないものもあるのです。

それでは、早速ビタミンCの性質から 一緒に見ていきましょう。
ビタミンCの性質として、体内で作る事は出来ません。

その為、食品等から摂取する事になります。
そして水溶性ビタミンで、水に溶けやすく、熱や酸素・光や中性・アルカリにより壊れやすいと言うのも特徴です。

体内の働きを助け整える為に欠かせない栄養素であり、主に鉄やカルシウムの吸収促進、コラーゲン生成、免疫力の強化、抗ストレスホルモンの分泌、体内の酸化還元反応に関わっています。

風邪を引きやすい子どもは、ビタミンCが不足気味なのかもしれません。
ビタミンCは、体内でウィルスや病原菌と戦う白血球機能を高め、風邪や病気の予防に効果を発揮します。
そして、体内に入ってしまった有毒物質を解毒する効果もあるのです。

ビタミンCを多く含む食品を積極的に摂取しよう!

ビタミンCを摂取する為の食品と言えば、レモン等の酸味があるものが1番摂取出来ると思われますか?
勿論、摂取する事は出来ます。

しかし、ビタミンCは体内で作られないという話をしましたよね?
酸味のある食品だけからしか摂取出来ないと言う事はありません。

まだまだ、摂取可能な食品が沢山あるのです。

[st-cmemo fontawesome=”fa-lightbulb-o” iconcolor=”#FFA726″ bgcolor=”#FFF3E0″ color=”#000000″ iconsize=””]ビタミンCを多く含む食品(100gあたり)[/st-cmemo]

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アセロラ:1700mg
赤ピーマン:170mg
黄色ピーマン:150mg
ゆず:150mg
芽キャベツ:110mg
ケール:81mg
ニガ瓜:75mg 柿:70mg
キウイ:69mg
イチゴ:62mg
レモン:50mg

[/st-mybox]

見てお分かりになられたと思いますが、果物より野菜類に多く含まれていたんです。
ピーマンにも多く含まれているのですが、皆さん、「トマピー」ってご存知ですか?
トマトの種類の様にも感じますが、実はパプリカの新種なんです。

ピーマンより苦味は強くなく甘味の方が強いので、野菜嫌いの子どもにもオススメです。
まだ市場にあまり出ていないので、もし見付けたら是非試してみては如何でしょう。

1日の摂取量と上限

サプリ等による必要栄養素の過剰摂取、摂取量に上限のない栄養素はないですね。
人間の体は不必要な栄養素と言うものはないのですが、摂り過ぎは逆に害を招くと言う風にバランス良く摂らなければいけないと言う事が分かります。

ビタミンCも必要摂取量と上限摂取量が存在します。
大人の1日における摂取量は100mgです。では、子どもが1日に必要とする摂取量はどれくらいなのでしょうか。

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男児 
必要摂取量 上限
3歳~5歳:35mg、40mg
6歳~7歳:45mg、55mg
8歳~9歳:50mg、60mg
10歳~11歳:60mg、75mg
12歳~14歳:80mg、95mg
15歳~17歳:85mg、100mg

女児
必要摂取量 上限
3歳~5歳: 35mg、40mg
6歳~7歳: 45mg、55mg
8歳~9歳: 50mg、60mg
10歳~11歳:60mg、75mg
12歳~14歳:80mg、95mg
15歳~17歳:85mg、100mg

[/st-mybox]

上記の摂取量数値から、男女共に摂取量はほぼ同じと言う事が分かります。

そして、15歳~17歳を越えると、摂取量上限は大人と同じになります。
これが変わる事はありません。

摂取量と上限が分かった所で、ビタミンCの過剰摂取が何故いけないのか、
反対に不足するとどうなってしまうのか、考えてみましょう。

過剰摂取による症状

初めにお話した様に、ビタミンCは水溶性です。
水溶性の成分は摂りすぎてしまっても、余計な分は尿でからだの外に出すことができるので、副作用の心配はなく、安心して摂り入れることができます。ですが、
以下の条件になると、症状が起こる事があります。

[st-cmemo fontawesome=”fa-lightbulb-o” iconcolor=”#FFA726″ bgcolor=”#FFF3E0″ color=”#000000″ iconsize=””]①1000mgを超えるビタミンCの摂取をした場合は下痢を起こす可能性があります。
②空腹時、ビタミンCを2000mg摂取した場合は稀に吐き気をもよおす事があります。[/st-cmemo]

この2つに関しては、症状が出た時点で摂取量を抑えたり、摂取するタイミングを変えたり等の工夫により回避する事が出来ます。
そして、これはごく稀なケースですが、尿路結石や腎機能障害、腎臓結石を引き起こす場合があるのです。

過去にビタミンCサプリを長期間大量摂取し、腎機能障害が起こったという事がありました。
腎臓はビタミンCを分解する為に、どうしても負担がかかってしまいます。
サプリ等、長期的に飲む場合は、特に腎機能に異常は出ていないか定期的に見る必要がありますね。

逆に不足した場合、「壊血病」と言う病気になる恐れがあります。
壊血病とは体の皮下や歯肉、関節内に出血が起こりやすくなり、症状が進むと消化管や尿路から出血が起こる病気です。
症状としては、体の倦怠感や関節痛が挙げられます。

この様な事が起こらない様に、摂取量のバランスには気を付ける必要がありますね。

食事とサプリの併用摂取を上手く使いこなしましょう

ビタミンCは体内合成が出来ない栄養素です。
含有量の多い食品もありますが、1日の摂取量に及ばない事の方が多いかもしれません。
そこで、サプリとの併用による摂取はどうでしょう。

確かに過剰摂取に対する不安感をお持ちになる お母さんもいらっしゃるかもしれませんが、不足してしまってもいけません。
まずは「食事だけでは摂れない分をサプリで補給する」と言う感覚で試してみては如何ですか?

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まとめ

ビタミンCを摂取する事は成長期の子どもは勿論の事、美容を保ちたいお母さん方にも大切な栄養素である事がお分かり頂けたのではないでしょうか。ビタミンCは吸収されにくい成分です。
だからこそ、確りと働き等を理解し不足する事のない様にしましょうね。

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